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【ポイント1】合意を取り、プロジェクトを進めるための調整と管理能力

最終的には世界30言語49サイトを構築・統合した本プロジェクト。
CMSを利用し、統一されたデザインや均一なサービスの提供、企業全体のブランド意識の統一に成功したクラリオンだが、49サイト、しかも世界30言語の統合となるとその作業が容易ではないことは理解できるだろう。

プロジェクトを進めるにあたり、重要になるのが関連部署との連携や決裁者の合意。
本プロジェクトではグローバルサイトであったため、各国のWeb担当者との連携や合意が大きな鍵となっていた。

キノトロープスリーイントでは、各部署の担当者と円滑に、また決裁者の合意を取得しプロジェクトをスムーズに進めるため、企業のWeb担当者と協力し、プロジェクトを理解頂くための資料づくりやレクチャー、必要があれば直接MTGの場に足を運び、弊社メンバーから説明をさせていただくといった対応を行う事が出来る。

その他にもプロジェクトを円滑に進めるためのスケジュール調整や、重要度や優先度によって必要な作業を的確に進めていくためのプロジェクト管理能力の高さがキノトロープスリーイントの強みのひとつであるといえる。

【ポイント2】多言語対応でも使えるUI・コンテンツ設計

多言語対応を行う際に、問題になったのがアラビア語の対応。
アラビア語は日本語や英語のように左から右ではなく、右から左へと流れるため、他の言語のようにサイトをコピーし、中身を入れ替えるだけでの対応では構築ができない。そのため、右から左へと流れるアラビア語に対しても対応ができるように改修を行った。

UIはそのままに少しの変更でアラビア語にも対応できるUI・コンテンツ設計。
ユーザの導線はもちろんのこと、今後の改修や拡張を考慮してUI・コンテンツ設計を行えるのはキノトロープスリーイントのもうひとつの強みである。

【ポイント3】ガイドラインに沿った形でリテラシーの低いユーザにも自由なページレイアウトができる「ブロックテンプレート」

ガイドラインに準拠したページをつくりたいが、作るページは自由に表現できるほうが良いという2つの相反する意見が良く聞かれる。しかし、ガイドラインに沿ったページデザインにすると、レイアウトパターンがほぼ固定になってしまい、自由な表現を行えなくなってしまうのが一般的である。

本プロジェクトでもグローバルサイトの統合にあたり、デザインやコンテンツ等、CI統一に則り、ある程度固定化する必要があったが、国によってサイトの規模、取扱製品やサポートが違うため、独自コンテンツが作成できる必要もあった。

キノトロープスリーイントではそれを受けて「ブロックテンプレート」を発案。
見出し、本文といったエレメントパーツ毎にテンプレートを作り、複数のテンプレートを組み合わせてページを作成できる「ブロックテンプレート」。表示自体はデザインガイドラインに準拠するような、統一されたデザインで作成され、コンテンツレイアウトは自由度の高いページが作成できるようにした。
また、コンテンツの作成はリテラシーの低いユーザが利用するため、HTMLの作成を必要としないこともこの機能のポイントの1つである。

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